お地蔵さんと馬門石について

2013年04月01日

お地蔵さんのこと

子ども達の守り神「お地蔵さん」の写真本町通り一帯で、毎年8月23日と24日に開催される「うと地蔵まつり」は、肥後の三大夏祭りに数えられる宇土市を代表する祭りです。

本町通り周辺には至る所に「お地蔵さん」が祀られています。このお地蔵さんは「子ども達の守り神」とされ、この地域の住民によって大切に守られてきました。

現在、宇土市では、空洞化が進む本町通り一帯(中心市街地)を活性化するため、この「お地蔵さん」をテーマとしたまちづくりを進めています。


馬門石とは?

まかどいしの写真宇土市網津地区馬門に産する阿蘇溶結凝灰岩で『まかどいし』と読みます。

ピンク色を呈する美しい色調で、比較的に加工しやすく、古代から建築用の資材等として利用されてきました。

古墳時代には、遠くは関西地区まで運ばれ、古墳の石棺としても利用されていることが分かっています。近年の調査では天皇陵からも出土しており、この石がいかに珍重されていたかが分かります。

写真は推古天皇陵と推定されている植山古墳(奈良県)の家形石棺(高木恭二氏撮影)

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