衣料品等の洗濯表示(取扱い表示)を変更するため家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程が平成27年3月31日に改正され、平成28年12月1日から施行されました。
新しい洗濯表示は、記号の種類が22種類から41種類に増え、繊維製品の取扱いに関するきめ細かい情報が提供されるようになり一般消費者の利便性の向上が期待できます。
一方、長年使い慣れた洗濯表示の記号が全て変わるため、注意が必要です。
記号のデザインが新しくなります
基本の記号に、線「-」や点「・」などの付加記号や数字を組み合わせて表します。
※世界で共通に使用されているISO(国際規格)の記号と同じになりました。記号内に日本語は記載されません。
記号の種類が増えます
これまでの「JIS(日本工業規格)取扱い絵表示」には無かった記号が追加されて、より細かな表示に変わります。
※酸素系漂白剤やタンブル乾燥、クリーニング業者によるウエットクリーニングなどの記号が追加されます。
表示は取扱い方の上限を表しています
表示よりも強い作用や高い温度での洗濯やアイロン掛けは、衣類にダメージを与える可能性があります。
参考情報が簡易な用語で付記される場合があります。
記号だけでは伝えられない参考情報は、簡単な言葉で記号の近くに記載される場合があります。